あえて捨てること

3月に引っ越しをしてから
ばたばたしていたので、
なかなか部屋の整理が進んでいませんでした。

年末を控え、大掃除を敢行。
大胆に物を捨てました。

すっきりした部屋にいると、
やはり気分が良いものです。

そこで、はたと気が付きました。

経営でも同じです。

選択と集中とよく言われたり、
80:20の法則と言われたり、
様々な側面から言われることですが、

得意かつ価値の高い分野に
資源を集中投下することが大事です。

逆に言えば、大胆に捨てることも
大事ということになります。

私は、弁護士になってしばらく、
「何を専門にされているのですか?」と
聞かれても、
「なんでもやっています」
と答えていました。

実際、北陸ではほとんどの弁護士が
どの分野でも手掛けています。

でも、依頼する側からすれば、
やはりより専門的な人に頼みたい、
得意な人に頼みたい。

それなのに、「なんでも」では、
なかなか頼みにくいです。

今では、会社の法務、
特に労働・雇用問題を主に扱っていると
答えています。

もちろん、守備範囲はもっと広いです。

けれども、もし労働・雇用問題が
発生したら、私の顔を思い浮かべていただければと
思うのです。

プライベートでも
ビジネスでも、
捨てるべきものは捨て、
拾うべきものを拾う。

限られた時間を
有効に使いたいと思います。

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