みんな違う世界に住んでいる

「主人はひどいんです。この前もこんなことがあって・・・」

「うちの部下といったらひどいですよ。先日もね・・・」

色々な悩みの打ち明け話を聞きます。

これらの話しに同調することは簡単です。

でも、私はちょっと視点が違います。

話している人の世界と相手の世界とで
どこがずれているのかなということを
考えながら聞いています。

人は同じ世界に住んでいると思いがちですが、
実は違います。

それぞれがそれぞれの色眼鏡をかけています。
それぞれの知識や経験、立場の違いによって、
同じものを見ても、まったく違うように感じるのです。

でも、みんな同じだろうと考えています。
ここからけんかがはじまるわけです。

夫がドアを閉めない。
妻が怒る。「ドアは閉めて!って言ったでしょ」

ドアを閉めるのが当たり前という世界の妻と、
ドアを閉めるということにまったく意識していない
夫の世界との衝突です。

「また違うお箸を置いて!」
自分のお箸をしっかりと「これ!」と思っている夫と
お箸はどれでも一緒と思っている妻との衝突。

社長と従業員の間でも生じます。
「こんなの常識だろ!」
「何度言ったらできるんだ!プロとして失格だ!」

(その人の常識であって、万人の常識ではないのですが。
社長の世界から見ると、できて当たり前なのですが、
部下にとっては違うのです)

いずれもいずれも、自分の世界が正しい、
自分の思っていることが正しいという思いからくる
衝突です。

ですから、二人が衝突している場合、このずれがどこから
来ているのかということをひもとくことから始まります。

これがうまくいくと、今までの怒りがすーっと
収まって、解決します。

そのためには、時間もかかるし、手間もかかる。
でも、それによってコミュニケーションは徐々に
うまくできるようになっていきます。

法律はそのための一つのツールに過ぎない。
私はそんな風に思っています。

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