口頭でも契約が成立する!?

先日、
「口頭だけでも契約が成立するのですか?」
という質問を受けました。

答えは、「成立します!」です。

そもそも、契約というのは、
当事者同士の意思が合致したときに
成立します。

契約書というのは、
それを証明するものに過ぎないわけですね。

では、なぜ契約書を結ぶのか。

口頭でも成立すると言っても、
言葉は目に見えませんし、
録音しない限り残りません。

ですので、合意の内容を明らかにして、
後日の証拠にするためなのです。
証拠として残っていれば、
無用なトラブルを避けることができます。

また、契約書を結ぶということは、
儀式的な効果もあります。

口頭だと、なんとなく軽い感じが否めません。

しかし、しっかりとした紙に
署名押印するという形を取れば、
「約束したのだから守らなければ」
という心理的な拘束力が生じます。

ですから、大事な約束の場合は、
両者立ち会いで行ったり、
ことさらしっかりとした紙を
使用したりします。

ですから、契約書を結ぶことが
何より大事ではありますが、
口頭でも契約は成立してしまうので、
注意が必要です。

後でひっくり返すくらいならば、
安易な約束はしないことです。

特に、昨今は簡単に録音することが
できるようになりました。
口頭での発言は残らないだろうと
油断していると大変なことになりかねません。

注意したいものです。

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