自分のスピーチ能力をワンランクあげるには?

今日はスピーチについて。

皆さん、自分のスピーチに自信はあるでしょうか。

ここで、「はい!」と即答できる人はなかなかいないと思います。

一方で、「もっと話すのが上手になったらなぁ」と感じている人が多いと思います。

そこで、今回はあなたのスピーチ能力がワンランクあがるために、
私が弁護士に成り立てのころに受けた研修の方法を紹介したいと思います。

非常に簡単なことです。

スピーチしている姿を動画で撮影して、自分で見るのです。
やったことのある方はわかると思いますが、結構勇気のいることです。

自分の感じている声と録音した音声は違いますし、しゃべり方のクセや不要な動作、不自然な間。これらは、自分で自分の姿を見ることで、発見できます。自分にとって、自分は近すぎる存在であるために、なかなかわからないものです。そして、人から指摘されても、自分自身で見てみないと、なかなかわからないものなのです。

私が弁護士になったばかりの頃に受けた研修では、法廷での立ち居振る舞いについて、動画で撮影して、先輩に指導されるというものでした(今ではそこまでたくさんの指摘はなされないと思います。優しく、優しく、されているはずです)。あまりに不自然な動きや不要な言葉が多くて、驚きました。

「この手の動きは何?」
「なぜここで紙を持ったの?」
「視線が泳いでいるの、わかる?」
「この言葉とこの言葉の間に言っている『えー』という言葉、いらないのわかる?」

先輩が指摘して下さること一つ一つがあまりにもあたっていて、恥ずかしくて恥ずかしくて逃げ出したい思いを抱いたのを今でも覚えています。

本を読むより、講演会を聞きにいくより、自分の姿を動画で撮影して見てみる。

このこと一つであなたのスピーチ能力はワンランク向上します。

かくいう私も、先日のセミナーを動画で撮影し、聞き直してみました。
反省点がたくさん出てきて、やはり日々勉強だと思い知らされます。
より良質な講演会ができるよう、がんばりたいと思います。

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