若者はネットに慣れていると思うなかれ

くら寿司の従業員が不適切な動画を
投稿したことに続き、
セブンイレブンの従業員が投稿した動画も
問題となっています。

なぜかくも問題のある投稿が繰り返されるのか。
様々に論じられています。

ですが、経営者にとっては、
特に食品を扱う事業の経営者にとっては、
死活問題です。

誰でも発信できるようになり、
便利になった反面、

どのような発言をすると炎上するのか、
どのような投稿をすると他人を傷つけるのか、

このような配慮については気づかない人が多く、
周りが騒ぎ出してはじめて気がつくということが
多いようです。

投稿するときは、
自分が目立ちたい、注目されたいという軽い気持ち、
ちょっとした憂さ晴らし、
などの思いからやっているようです。

私もネットに誹謗中傷の投稿をした人に対する
損害賠償請求を担当することがありますが、
たいていの人は、「こんな大事になると思わなかった」
と言います。

若者はネットに慣れていると思いがちですが、
ネットリテラシーも十分持ち合わせていると
思うことは極めて危険です。

経営者の立場では、
どのような行為が求められているか、
逆にどのような行為が禁止されるのか、
しっかりと伝えていかねばなりません。

インターネットは使い方によって、
非常に有用ですが、使い方によっては
人を傷つけ、会社を傷つけます。

道具自体に罪があるのではなく、
使う人次第ということを
しっかりと意識したいものです。

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