独立開業して一法律事務所を構えたとき、
必死に考えたのが未来像でした。
自分はどんな事務所を目指したいのか。
自分の在り方はどうしたいのか。
私自身は、トラブルばかりの世の中にあって、
勝ち負けを超えた法律事務所を目指したいと
思っております。
そんな絵空事を…
こう思われるかも知れません。
しかし、ビジネスの基本は価値の提供ですし、
お互いの利益をお互いに考え、
win-winの関係を目指すことに尽きます。
そして、そのためには法律的にも
しっかりと契約を結び、そこに
win-winの思考をしっかりと反映させることが
重要です。
それによってこそ、トラブルは予防できますし、
お互いのビジネスの繁栄にも寄与します。
弁護士の仕事として、トラブル解決の時代は
終わりが見えています。
これからは、予防法務、そして企業価値の向上に
寄与できる弁護士が生き残ります。
顧客よし
社員よし
世間よし
世間よしとは、トラブルがなくなる社会と思っています。
そのためには、
10年、30年スパンで考えねばならないと思います。
もちろん、世の中はどんどん変化していきますから、
5年後ですら見通すことは難しいです。
ですが、目指すべき未来像は描くことはできます。
しっかりと自社の未来像をデザインして、
進んでいきたいと思います。