昨日、働き方改革関連法の対応セミナーを行いました。
多くの方に参加していただき、ありがたい限りです。
法律改正の内容や対応策の他に、
残業代請求のリスク等を具体例を踏まえて
お話させていただきました。
特に強調したのは、事前対応の重要性と
リスクを知ることの重要性です。
リスクを知らずに「たぶん大丈夫」という思いで
経営することは非常に危険です。
というより、無謀です。
ただ、リスクを知った上で、どの程度の対策を取るか、
これは経営判断です。
リスクを知った上で、リスクをとって経営する。
これは勇気のある経営と言えます。
重要なことは、判断をする際の材料としてリスクと
その度合いを知っておくことです。
経営にリスクはつきものですから、
それをどれほどおりこみ、
対処にどれほどの費用を投下するか。
これは経営者にしか判断できません。
ですから、弁護士の仕事は、あくまでも
経営判断のサポートなのです。
無知のまま経営することは、
取り返しのつかない損害を生みます。
リスクを知っていれば、
損害の程度もわかりますから、
事前対応が可能です。
ぜひ、弁護士をうまく活用していただければと
思います。