今年の1月、弊所に櫻井大知弁護士が入所しました。
新しく弁護士を雇うと聞いて、
多くの人から「儲かっているんだね~。いいねぇ」と
言われます。
「それほどでも・・・」といつも答えることに
なるのですが、このようなことを言われて思うのは、
「人を雇用する」ということに対する意味づけが
人によって違うなということです。
私にとって、採用は「投資」です。
事業の成長は「人」にかかっていると言ってもよく、
事業の発展のために必要な人材であれば、
多少無理をしてでも採用する方がよいと
思っています。
「儲かっているから雇用する」
というわけではないのです。
自分がやっていることを
一部分でも任せることができれば、
それだけ私の時間を作ることができます。
そうすれば、未来への投資のために
時間も精神力も使うことができます。
顧客へのサービスでも、私しかできない
部分を充実させることができます。
また、新しい弁護士が入れば、
その人にもまた顧客がついてきます。
良質のサービスを提供するということを
考えても、採用し、教育し、
全体の力をレベルアップすることは
とても大事なことです。
あらゆる面から言ってプラスだと思うのです。
だからこそ採用する。
法律事務所は
どうしても弁護士の質と量に依存します。
これからも、採用とレベルアップに
投資し続けたいと思います。