敷居が高い!

弁護士は敷居が高いと
言われています。

相談したいことがあっても、
なかなか相談できない。

顧問先の総務・法務の担当の方でも、
電話して良いのか?
メールを送ってもいいのか?
聞きに行くときは
面談でなければならないのか?

など、色々なことが
気になってしまうようです。

私はできる限り顧問先を訪問し、
弁護士に相談することの多い
部署の方とはお会いするように
心がけています。

そして、どんなことで悩んだことがあるかや、
どんな方法が相談しやすいかなどを
聞きます。

その上で、一番相談しやすい方法で
相談して下さいと伝えます。

最初はなかなか相談しにくかったことでも、
一度顔の見える関係になっておけば、
相談が増えて来ます。

これまでは自分で判断したり、
インターネットで調べたりしていたことでも、
弁護士に相談すればよいということが
徐々にわかってきます。

そうすると、眠っていた問題が
掘り起こされるわけです。

「うちには相談することはないからな」

こうおっしゃる社長さんも多いのですが、
顧問契約を結ぶと
突然に相談が多くなるという
ことはよくあります。

また、私は金沢弁護士会の
高齢者障がい者支援センターにも
所属をしております。

金沢弁護士会では、
各地の地域包括支援センターと
協定を締結していて、
担当者を決めて相談の窓口と
しています。

私も担当しているのですが、
最初はなかなか相談は来ません。

それが、何度か足を運び、
話しをするうちに、
「相談してもいいんだな」と実感してもらえます。

如何に敷居を下げるか。
如何に敷居を飛び越えるか。

身近な弁護士に」とスローガンを
掲げることは簡単ですが、
なかなか実行は難しいと感じています。

困った時にすぐに相談できるよう、
これからも努力したいと思います。

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