昨日、横浜地裁川崎支部において、
20歳の元女子大生に禁錮2年の
求刑がなされました。
(重過失致死)
この事件は、女子大生が
スマートフォンと飲み物を持ちながら
電動アシスト自転車に乗り、
歩行者にぶつかって死亡させた
というものです。
検察側の主張によれば、
少なくとも5~6秒間は
スマホを見て完全に脇見運転を
していたとのことです。
よく、学生がスマホを見ながら
自転車を運転しているのを見ますが、
非常に危険です。
今回の事件のように人が死んで
しまった場合、
・民事裁判で賠償請求
高齢の方が亡くなっていますので、
賠償金は数千万円に上ります。
・刑事裁判での禁錮
★執行猶予がつかなければ、
刑務所に行くことになります。
懲役と違い、作業はありません。
・学校をやめることに
自主退学を選択することが
多いですが、学校側から退学処分を
言い渡されることもあります。
・就職への影響
内定が出ていれば内定取消しとなりますし、
今回のように実名で報道がなされていれば、
今後の就職活動にも大きな影響が出ます。
と言ったように、様々な不利益が生じます。
ながらスマホによって、
人生を棒に振ることにもなりかねません。
車を運転している時に、
スマホを操作して、
脇見をして事故を起こすということも
あります。
くれぐれもご注意を。