何か新しいことを始める場合、
人はよい面ばかりに目が行きがちです。
リスクを過小評価し、
プラスの面を過大評価しがちなのです。
特に、事業をはじめる場合、
売上を非常に楽観的に考える人が
多いなと思います。
たとえば、1年目でこれぐらいの売上が
あるだろうと予測をします。
けれども、その予測の根拠がまったくない
場合も多いのです。
どういった人にアプローチをするのか。
広告方法はどのようなものか。
確実な顧客はどれだけいるのか。
また、リスク面で言えば、
新しいことをはじめる前に
弁護士に相談をした方がよいです。
弁護士は失敗事例をよく見ているので、
リスクに敏感です。
弁護士に役目はリスクを伝えて
判断材料を提供することです。
経営者はそれを聞いて、
事業をやめる場合もあれば、
そのまま開始する場合もあります。
事業にリスクはつきものなので、
リスクをとるもとらないも経営者の意思決定です。
ただ、怖いのはリスクを認識せずに行うことです。
弁護士の適切なアドバイスを受けながら、
事業を行う。とても大事なことだと思います。