昨日は、社労士の先生方を対象に、
「残業代のリアル」と題してセミナーをさせていただきました。
社労士の先生方は、労務の専門家として活躍されていますが、
顧問先の会社で労働裁判が起きてしまうと、弁護士に任せざるを得ません。
そのため、裁判の実態ということはなかなかご存じではないのです。
一方、裁判で争いになるのはどのようなところか、
裁判でどんな証拠が有効なのか、を予め知っておけば、
普段の業務でも予防に重点を置いた仕事ができるようになります。
そこで、裁判所で行われている労働審判や訴訟の実態を
お話しさせていただきました。
弁護士にとっては日常でも、社労士の先生方にとっては
経験のないこと。
「ためになった」「今後の業務に生かしたい」と
うれしい感想を多くいただきました。
社労士の先生方ががんばってくだされば、
争いごとも減っていくと思います。
弁護士の仕事は減るかもしれませんが、
争いごとが少ない方が、会社は成長しますし、
弁護士もより成長に貢献できる方向にシフトしていけたらと思います。