自動車大手スバルが2015年から17年にかけて、社員3421人に計7億7千万円の残業代を払っていなかったことが、24日わかった。16年に男性社員が過労自殺し、その後の社内調査で昨年1月までに判明した。
昨日の朝日新聞の報道です。
スバルでは、残業時間の記録は社員の自己申告だけで、パソコンの使用や出退勤の履歴などとは照合されず、過少申告が常態化していたことがわかった、
とのことでした。
労働時間の管理はしっかりと
していないと、
知らない間に残業代が
積み上がるという可能性があるので、
注意が必要です。
特に中小企業ですと、
労働時間管理や社内規則の整備が
なされていないところも多くあります。
社長は
「これまで問題にならなかったから大丈夫」
とよく言われます。
ただ、それは問題になっていなかっただけで、
問題がないのではないのです。
問題が表面化したとき、
大きなリスクに直面することになります。
問題になる前に対処するのが
予防法務。
トラブルになる前に、
相談していただければ、
予防が可能です。
弁護士費用は、一見すると
高く思えますが、それ以上の
リスクを回避することができる
投資なのです。
トラブルになる前に相談。
少しでもこういう意識が
広まることを願うばかりです。