視野を広げる

相談する時に心がけていることがあります。

それは、相談者の視野を広げること。

相談に来られる方は、
明確に方針が決まっている人、
まだ悩んでいる人、
どうすればよいかわからず
ただただ途方に暮れている人

いろいろな人がいらっしゃいます。

意思決定をする際に重要なのは、
しっかりとした情報に基づいて、
選択をすることです。

その時の情報が間違っていたり、
不足していたりすれば、
正確な意思決定ができません。

トラブルに巻き込まれている本人は、
とかく目の前のことで頭がいっぱいに
なってしまって、

ものごとの一部分だけを見ていたり、
自分にとって都合のよい情報ばかりを
集めてしまったりします。

そうすると、判断がゆがんでしまう。

弁護士は第三者として、
専門家として、
その人の求めるものが
何かを的確に把握します。

そして、
その判断を尊重しつつも、
抜けている情報がないか、
どこか誤解をしていないか、

しっかりとした判断ができるよう、
誘導することが重要だと思っています。

ざっくり言えば、
「視野を広げること」

それは、情報をお伝えすることになるかもしれないし、
時間軸を広げることかもしれない。

いずれにしても、
この作業をすれば、
はっとした表情をなされて、

「相談に来てよかった」
となります。

後悔のない選択ができるよう、
これからもしっかりと
話を聞きながら、
アドバイスをしていきたいと思います。

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