先日、ある経営者が語っていることがとても心に残りました。
社員や後輩に対して何かを依頼して、
それをやってくれた場合、
それをただ受け取るだけだった。
でも、最近、しっかりとお礼をすることが
大事だと気づかされた。
何かをしてくれた時に
お礼をすることはあたりまえです。
感謝の言葉を伝えることは
あたりまえ。
しかし、実はこれ、意外とできていない
人が多いのです。
特に、やってくれるのが「当たり前」と
思っている場合です。
部活動であれば後輩はこういうことを
してくれて当たり前。
会社であれば、社員や部下は上司の
言うとおりにして当たり前。
でも、この当たり前は、一種の甘えです。
この当たり前を取り払い、しっかりとお礼や
感謝の言葉を述べることのできる人は、
慕われます。
逆に、お礼を言えない人は、
嫌われてしまいます。
表面的には従っていても、
心の中では従っていないということになりかねません。
これは、「当たり前」の感覚が違うからです。
部下の立場で言えば、
指示に従うのは当たり前。
でも、上司の立場からすれば、
「やってくれてありがとう」
なのです。
お互いの当たり前をしっかりとわきまえて
やっていきたいものです。