やり方より大事なことは?

会社におけるナンバー2の育成に
悩んでおられる方が多いかと思います。

長年一緒にやってきたけれども、
見ている部分がまだまだ甘い
まだ自分の担当範囲しか見られていない
と思うことが多いようです。

また、個別に起こる出来事を見ていても、
「どうしてこんな選択をしたのかな?」と
首をひねってしまうことも。

ナンバー2の育成の時に重要なことは、
個別の事象に対するやり方ではなく、あり方です。

やり方は、後からいくらでも習得できますし、
ある意味、自分自身で学習することが可能です。

しかし、創業者や経営者が持っている「あり方」は
現在の社長が直伝でしっかりと伝えなければなりません。

マインド、考え方と言ってもいいです。

何か問題が起きたときに、頭ごなしにしかるのではなく、
経営者が持つべきマインドからすればこうなる、
理念から考えたらこうなると一貫性を持って指導が
できるかどうかです。

その都度その都度判断しているように見えても、
長く続けている会社、成長している会社の社長は、
根底に確固としたマインド、あり方があるはずです。

それをしっかりと伝えられるかどうかです。

もちろん時間がかかります。
なかなか同じ次元まで引き上げることは難しい。

けれども、そもそも人材育成は難しいと
良い意味であきらめて取り組むことが重要です。

関連記事

  1. 自発的に動いてもらうために
  2. 間違いを指摘して何が生み出されるのか
  3. 変えられない事実を変えようとしていませんか
  4. 感情で判断してはならない
  5. 「忙しいから」できないのですか?
  6. 常にすべきこと
  7. やる気のスイッチは人によって異なる
  8. 誰が顧客か???
PAGE TOP