やる気のスイッチは人によって異なる

先日、会社で示される個人の数値目標に対してまったくぴんと来ないと
言われる方がありました。

まったくやる気が出ない、ということですね。

時に成果報酬型の人事制度の導入をする会社があります。

ただ、導入は慎重に行う必要があります。

それは、人によってやる気の出るボタンが違うからです。

もちろん、数値目標を示されてやる気になる人もいますし、
目標を達成すれば給料があがると思えばやる気になる人もいます。

一方で、目の前に顧客の笑顔にやる気を見いだしている人、
働きがいにやる気を見いだしている人もいます。

このような人に対して安易に成果報酬型の人事制度を適用してしまうと、
かえってやる気が下がり、売上げもダウンという自体もありえます。

実際、成果報酬型を導入したことで売上げがダウンする会社もあります。

大事なことは、社員一人一人の多様性を受け入れつつ、
それにあったやる気の出せる環境を整えていくことです。

成果報酬型を導入するにしても、その人のやる気が下がらないような
工夫を行う必要があります。

私の事務所の事務員は、人間関係や働きがい、感謝されることなどを
重視しています。だからこそ、よりそのようなものを感じることが
できるような仕事を任せるよう、心がけています。

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