売れない店舗を任された~そのときに見られているものは?

先日、一代で県内有数の企業を作り上げた
経営者の話を聞く機会がありました。

その人に成功の秘訣を聞くと、
ピンチはチャンス
の一言。

実際、その人は多くのピンチを
ことごとくチャンスに塗り替えられた
半生でした。

物販の会社なのですが、
百貨店ではじめて任された売り場スペースは、
入り口からも遠く、なかなか売上のあがらない
場所だったそうです。

そんなところであれば、
「売れなくて当たり前」
「場所が悪い」
といいたいところです。

しかし、その人は
「ここが勝負」と思って、
工夫に工夫を凝らし、
過去最高の売上を達成したそうです。

そこから、
「こいつはデキる!」
と思われ、

「次はここはどうか」
「こっちも頼む」と、

どんどんよい売り場、店舗スペースを
紹介してくれるようになったそうです。

そういえば、先日雑誌で、
3億円の借金のある会社を
相続した人の話を読みました。

3億円の借金があれば、
「相続放棄されるのがよい」と
アドバイスします。

しかし、その人は、
「親が作った借金を返すのは当たり前」
という信念で、
10年間で黒字企業かつ資産数億を達成したそうです。

もし、相続放棄していなければ、
社長にもならず、
成長もせず、
資産も築けなかった。

逆境というのは、
人を成長させるチャンスなのだと思います。

ピンチをピンチにするか、
チャンスにするか、
それはその人の心がけ次第と言えると思います。

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