先日、耳鼻科に行きました。
知人の医師に「良い耳鼻科はないですか」と
尋ねて、紹介を受けた医師です。
行ってみると、大変な混雑。
予約もいっぱいで、なかなかとれないとのこと。
その時点ですごいな、と思いましたが、
診察を受けて、よくわかりました。
わかりやすい!!!
とても説明が丁寧なのです。
問診、検査を一通り終えた上で、
図で示したり、
正常な人のレントゲンを見せてくれたり、
たとえ話をしてくれたり、
ありとあらゆる手段を使って、
わかるように説明をして下さる。
言葉も丁寧でわかりやすいです。
専門的なことのはずなのに、
すごくよくわかる。
こりゃ流行るわけだ・・・
そう思いました。
腕がいいのは当然の前提ですが、
腕の善し悪しはなかなか患者側にはわかりません。
ですが、説明の善し悪しは一目瞭然です。
専門家は、とかく難しい言葉を使いがちです。
無意識のうちに使っていて、
顧客が理解していない場合も多々あります。
難しいことを難しい言葉で説明するのではなくて、
難しいことをやさしく、簡潔な言葉で、
すっきりとわかるように伝える。
これこそプロだと思いました。
相手の立場に立ち、
相手がわかるように、
丁寧に説明する。
心がけていきたいと思います。