先日、とある懇親会で
隣に座った人と経営の話になりました。
その人曰く、
「誰を顧客と考えているかが重要だ」。
本当にその通りだと思います。
普通、顧客はだれか?
と問われれば、
まさに
商品を買ってくれる人を
思い浮かべます。
しかし、私たちが
その人の幸せを考える人、
貢献する人
と考えた時、
顧客はぐっと広がります。
たとえば、社員も顧客です。
社員の立場であれば、
同僚も上司も部下もそうです。
顧客と考えれば、
接し方も変わるでしょう。
同僚が仕事をしやすいように配慮する。
上司がどんなことを考えて
指示しているのかを先読みして、
次の行動につなげる。
いろいろなことが
できるようになってきます。
そうやってお互いが
フォローしあうようになると、
1+1が2ではなくて、
3にも4にも5にもなります。
組織が生きてくるわけですね。
自分のことだけ考えるのではなくて、
次の人のことを考える。
周りの人のことを考える。
こういう視点を持った人が
一人でも多く育つよう、
経営者としてもしっかりと
教育していきたいものです。