部下が言うことを聞かない!~何を言えば、ばかりに集中していませんか?

北海道で大きな地震があり、多くの方が被災されました。
一刻も早く被害が収まることを念じております。

先日、部下が言うことを聞かない!という相談(ぼやき)を
聞きました。

何かを人に伝える場合、多くの人は、
「どんな言葉で伝えようか」ということを
中心に考えます。

しかし、人が話しをする場合、大切な要素が二つあります。
それは、「誰が言うか」と「何を言うか」です。

多くの人は何を言うかに集中してしまうのですが、
誰が言うかが非常に重要です。

たとえば、自分が尊敬している人から、自分の欠点を
指摘された場合は、素直に聞くことができます。

しかし、仮にどんなに正しい言葉でも、
講演で遊んでいる小学生に言われたらどうでしょう。
なかなか聞けないと思います。

問題は、部下が言うことを聞かないという場合、
社長自身が部下にとって話しを聞くことのできる
「人」かどうか、

部下との信頼関係ができているかどうか、が
問題になります。

信頼関係がない状態でどれだけ美しい言葉を
使っても刺さりません。どんどん心は離れていきます。

部下との信頼関係、家族との信頼関係、
知人との信頼関係。

一つ一つ築き上げるのは大変ですが、
がんばりたいものです。

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