顧問弁護士としての第一歩とは?

実家で家族の会話を聞いていると、
補聴器についての話題が花盛りでした。

補聴器は音を大きくはしてくれるけれど、
すべての音を拾うために、
喫茶店やレストランでは
使いにくいというのです。

喫茶店やレストランでは、
食器を置く音、
フォークやナイフを使う音、
店員を呼ぶ音など、
様々な音が行き交っています。

人間は音を取捨選択して
聞いているために、
これらの音はあまり気になりません。

しかし、補聴器だと、
すべての音量を拡大するため、
うるさくて大変と言うのです。

こんな実験があったそうです。

猫にある音を聞かせると、
脳の特定の部分が反応します。

その状態で、
ネズミを走らせると、
音に反応していた脳の部分が反応せず、

ただただネズミに
反応している脳の部分のみが
動いているというのです。

猫はネズミを見た瞬間
ネズミに集中し、
音は聞こえなくなっているわけです。

私たちの耳は、
自然と音を取捨選択して、
聞こうと意識しているもののみを
聞いているのです。

これと同じで、
私たちは意識していることは
どんどん頭に入ってきますが、

意識していないことは
ほとんど頭に入ってきません。

私は経営者ですので、
経営に関することについては
どんどん情報が入ってきます。

たとえば、お店に入ると、
メニューを見ながら顧客単価、
従業員を見ながらだいたいの労働分配率、
顧客の離席までの時間で回転数、
様々なことが頭に入ってくるのです。

職業病と言われればそれまでなのですが、
自分や他の人のビジネスにプラスになることがあれば、
ぴぴっと頭にインプットされます。

そう考えると、意識していないことで、
どれだけ情報を逃しているのかと思います。

他の人の役に立つために、
まずは知人のビジネスや気にしていることを知り、
それらに役立つ情報があれば
速やかにお届けする。

これも大事な貢献ではないかと思います。

そのために大切なことは、
顧問先のビジネスに対する深い理解です。

顧問弁護士として、顧問先のビジネスに対する
深い理解は仕事の第一歩だと思います。

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