当事務所のミッションについて

当事務所のミッションは、「法務・労務・財務の総合的なサービス提供を通じて顧客の持続的発展に寄与し、地域社会全体を幸せにします」です。このミッションを三つの側面から説明したいと思います。

紛争解決

普通の人は、「トラブルが起きてから頼むのが弁護士」と思っています。つまり、弁護士の仕事は、「紛争・トラブルの解決」だと思われているのです。このように考えた場合、如何に迅速に、如何に適切にトラブルを解決するかが重要になってきます。これはとても重要なことで、今でも弁護士の重要な責務であると思います。

しかし、私が仕事をしていく上でいつも思うことがあります。「もっと早く相談に来ていただいていたら、もっとよい解決ができたのに・・・」ということです。

予防法務

そこで重要なのが、「予防法務」です。トラブルが起きる前から、トラブルが起きないように契約書や規程等を整備したり、トラブルが起きそうな前兆があらわれた際に早め早めに相談に乗り、被害を最小限に留めるのです。未然に対処することができれば、損害も小さく、かつコストも少なくても済みます。これを実現するためには、常に身近な存在として弁護士がいることが重要です。そのためにも、当事務所では顧問契約の締結をお勧めしています。

企業価値の向上

しかし、当事務所はもう一歩前に進んだサービス提供を目指します。それが「企業価値の向上」です。とかく、法務は経営においてブレーキのように考えられがちです。そのために、会社で何かをしようとしても、いつも法務部がブレーキをかける、弁護士が待ったをかけると煙たがられてしまいがちです。

しかし、法務はブレーキではなく、適切なアクセルワークを支援するものだと思います。たとえば、新規事業が違法なものであれば、アクセルを踏むべきではありません。一方、法律的に対処すれば適法なものなのであれば、対処を施した上で思い切りアクセルを踏んでいただくことになるわけです。つまり、アクセルを踏んでいい場合と踏んではいけない場合を適切に見極め、サポートするのです。

そして、会社経営者とお話ししていて多い悩みの一つが、社長と従業員の思いの差です。社長の思っていることがなかなか伝わらない。そんな時、労務分野の知識や心理学の知見を利用すれば、従業員のやる気に火をつけることができます。

会社経営者にとってもう一つの大きな悩みが、お金の悩みです。税理士から決算書や試算表を示されても、何が書いてあるのかわからない。黒字なのにキャッシュが残らないのはなぜだろう。いつもどんぶり勘定でやっているけど、大丈夫だろうか。こんな悩みに対して、適切なキャッシュの流れを見える化することができれば、安心した経営に寄与することができます。

当事務所は以上のように、継続的に関わることで企業の持続的発展に寄与したいと思っております。そのためには、継続的に会社を訪問し、法務・労務・財務といった多角的な視点から経営者をサポートすることが大事だと思っております。

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