昨日、金沢市で行われたフォーラムに参加しました。
そこで心に残った言葉を一つ。
伝統工業を如何に時流にあわせて
革新していくかという話題だったのですが、
人材育成の話題が出ました。
そこで、パネリストの一人が、
その人のよいところを発見し、
それに見合った職務を与えることが大事、
と語っていました。
人は、
なかなか自分自身の長所が見えないものです。
もちろん、自分自身で分かっている人は
それを追及していけばよいのですが、
わかっていない人の場合、こちらで発見して、
活躍の舞台を作ることができれば、
ぐんぐん伸びていきます。
人材育成という観点に立つと、
経営者にとって重要なことは、
社員の長所を発見して、支援し、
活躍の場を提供することだと思います。
目指すべきは、
社員の求めていることと
会社が求めていることの一致です。
そのためにも、
会社を社員の自己実現の場と捉え、
その人その人にあった活躍の場を
作ることです。
苦手なことを伸ばすことも大事ですが、
より生き生きと仕事をしてもらうには、
やはり長所伸展が大事だと思います。