昨日、金沢弁護士会にて精神保健福祉士との合同勉強会を開催いたしました。
会の行事として発足したのは3年前。
ですが、私が行動を開始したのはかれこれ7年ほど前のことです。
依存症の方の弁護を経験する中で、弁護士の力だけでは
その人を更生の道へ導くことが難しく、限界を感じていた時でした。
そんな時、刑務所で薬物依存者への支援に関してプログラムを行っている
人の話しをFacebookで見たのです。
早速連絡を取り、一緒に食事をして、こちらの思いを伝えました。
見ず知らずの人です(後から共通の知人がいることを知りましたが)
今から考えると、ものすごい行動力だと感じます。
しかし、そこがスタートで私は福祉の方々とつながることができるようになりました。
そして、それが少しずつ広がり、金沢弁護士会と精神保健福祉士会、社会福祉士会との
勉強会にまで発展したのです。
マテバシイという植物のタネは非常に小さいですが、成長すると、巨大な木になります。
私達の思いや行動も、最初は小さいものでも、たゆまず種まきを続けると、
なぜか共鳴してくれる人が現れて、
それが大きく大きく成長して、大きな結果となるのだと思います。
一人では何もできなくても、決断して、行動して、
色々な人と出会って、協力して、また行動してと繰り返しているうちに、
大きな流れになっていくのだと思います。
今後も、私のできる形で依存症で苦しむ人の支援に当たりたいと思います。