先日、こんな人がありました。
「自分はなりたい自分を意識しているけれども、
どうやったらそうなれるのか、
どうもぼやっとしている」
ところが、よくよく聞いていくと、
「なりたい自分」がまだ明確ではないということが
わかりました。
そこで、もっと具体的に、
イメージできるくらいに、
自分のなりたい姿を描けないですか?
と尋ね、いろいろと掘り下げる質問をしてみました。
すると、はっとした表情をして、
「そう言われてみると、
まだまだ不明確ですね・・・
もっと考えてみたいと思います。
手段や方法ばかりに目が行ってましたけど、
そうじゃなかったんですね」
としみじみと言っていました。
いろいろな人から話を聞く機会が多いですが、
成功している人や輝いている人は、
自分のなりたい姿、目指すべき方向性が
明確な人が多いです。
逆に、なかなかうまくいかないなと
思っている人の多くは、
目指すべき方向性が不明確です。
思いが明確であればこそ、
現状と現状と理想とのずれも
認識することができます。
ここまでくればしめたもので、
あとはそのずれをどうやって埋めるか、
だけですから、手段や方法が出てきます。
そしてあとは、ひたすらPDCAをまわすだけ。
まずは思いを明確に。
人に自信をもって話ができるくらいに
明確にしておきたいものです。