がっかりするのはなぜ?

従業員に対して期待していたのに、
その期待にかなった結果が残せなかった。
それを見てがっかりする。

こんな経営者があります。

でも、がっかりするのはなぜでしょうか。

それは、相手に期待をしていたから。
その期待が高すぎたから。
過度な期待をしていたということです。

相手に対して期待や信頼を伝えることは大事です。

しかし、期待に応じた結果が残せなかった場合に
がっかりするというのは、経営者の勝手な都合です。

期待するかどうかはこちらの都合です。

過度な期待をして、それに見合う結果がなかったからと言って、
がっかりしたり、叱責するのは、
筋違いといえるでしょう。

期待はしつつ、信頼はしつつ、
結果はどうあれ、
最終的な責任を負うのは経営者です。

期待に反することが起きた場合、
がっかりしたり、怒ったり、
様々な感情を抱きます。

しかし、それは私たちの思いの
押しつけと言えます。

過度な期待は禁物。
仮に期待が裏切られても
自分の見込み違いを反省したいものです。

従業員に対して成長の機会を与え、
適宜フォローをしていく。
このくりかえしです。

逆の立場であれば、
相手に過度な期待を抱かせないように
注意が必要です。

よく期待値のコントールが重要と
言われますが、期待に応じた結果を
残せるように、注意が必要です。

大風呂敷を広げれば、
かえって信頼を失います。

まったく期待できないような状況、能力では、
そもそも信頼されません。

適切な期待値を抱いてもらうように努力したいですね。

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