はじめての方と知り合った時によく言われる言葉があります。
「小倉さんって、弁護士っぽくないですよね」
「弁護士さんって、もっと違うイメージでした」
これはお褒めの言葉と思っていますし、私自身はこのような感想を持たれることは嬉しいです。
「弁護士」という資格は難しい国家資格ですし、弁護士でなければできない仕事もたくさんあります。
さらに、社労士登録も行政書士登録も、はては税理士登録すらもできてしまうというとんでもない資格です。
しかし、この「弁護士」という資格が厄介な場合もあります。
それは、自分が「弁護士である」と認識した時点で、セルフイメージが「弁護士」になり、思考の幅が狭まるのです。
弁護士とは一般的にこういう仕事であるというイメージがあるからです。
よく、「それは弁護士の仕事じゃないな」と言う弁護士がいます。
しかし、お客さんにとっては、自分の悩みが弁護士の仕事かどうか、わかりません。
ただただ、解決して欲しいだけなのです。悩みを何とかしたいだけなのです。
そこで重要なのは、弁護士の枠をはずして考えてみる。
顧客目線で考えてみるということだと思います。
弁護士ができることは何か。これは、自分が売れる物は何かという、
自分起点の発想です。
そうではなくて、顧客の悩み事にフォーカスしてみるという、
顧客目線での考え方が大事だと思います。
顧客は、自身の悩み、トラブルを解決したいと思っています。
それを解決するサポートをするのが私の仕事です。
もっと掘り下げると、私の仕事は、
トラブルや悩みによって、自分自身の力が発揮できていない人を
サポートして、その人の本来の力を引き出す、取り戻すことだと考えています。
そのために必要な力はどんどん身につけていきますし、
自分の力でどうにもならないことは、自分のネットワークを駆使して解決へ導きます。
今日も、自己の研鑽に努めます!