社長!伝わってますよ!?

私の事務所には
中小企業の社長がよく来られます。

その多くは何らかの悩みを
抱えられています。

(もちろん、前向きな相談のこともありますが)

そして、その悩みは表情や
雰囲気にあらわれています。

悩みを聞き、共感し、
解決策を示すことで、
帰られる時には笑顔に
戻られることも多いのですが、

私がよくアドバイスするのは、
社長がまとう雰囲気の重要性です。

社員は社長の一挙手一投足を
気にしています。

社長が元気がなかったり、
機嫌が悪かったりすると、
それを敏感に察知します。

そして、
「今日、社長は機嫌がよくないから、
この報告は明日にするかな…」と悪い報告を
先延ばし。

「相談したいことがあるけど、
何だか大変そうだし、
また今度にしようかな」と
相談も先延ばし。

いい意味でも悪い意味でも
社員は配慮をしてしまうのです。

これによって、
報告が上がってこない、
相談が進まずに仕事が停滞する
という事態が起こります。

ですから、社長は笑顔、元気、
精神的に安定していることが重要です。

(安定していなくても、社員の前では、
安定しているように見えるように)

トラブルを抱えたり、
裁判が起きたりすると、
そればかりに目がいって、
振り回されてしまう方もあります。

そんな時、
自分が本当になすべきことは何か。

今一度理念に立ち返ることが重要です。

社長の横にいて、
それに気づいていただくことも
私の仕事だと思っています。

私にとっては、
トラブルの解決のお手伝いだけが
仕事ではありません。

社長のそばにいて、
社長が本業に集中できるよう、
社長の視野を少しでも広げられるよう、
サポートすることも私の仕事です。

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